石垣島トライアスロン大会当日。

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T2(バイク→ラン)、T1(スイム→バイク)の順にトランジションをセッティング。
T1の準備中、マーシャルに石垣島出身のプロロードレーサー新城幸也君のお父さんを発見!
久しぶりの再会だったが、覚えていてくれた!
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スタートは8:00。7:45からセレモニーが始まるがなかなか終わる気配がない。
スタート3分前を切ってようやくセレモニーが終了、スタートエリアに移動・整列をする。
もちろん最前列に並ぶ。
しかし、スタート1分前になっても、スターターを務める市長がまだ来ていない。
大丈夫か?と選手であるが、運営の立場から不安になる。 
レースはオンタイムでスタートしないと、諸々の問題が発生してしまう。
数十秒前になり、審判が大慌てで市長を連れてくる。
いつスタートの合図が鳴ってもよいように神経を集中させる。 
案の定、カウントダウンもなく、多くの選手が油断しているタイミングで即スタートフォーンが鳴る。
自分はオンタイムでのスタートを予測していたので、ロケットスタートが決まる!

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見よ!スタートの時点でこの差(左端は福元さん)!
フライングをせずに、ライバルよりも3歩先にリードを広げることができた。
よし!決まった!とばかりに思いっきり海にダイブする!

しかし、そこに誤算があった。
あまりに勢いよく飛び込んだせいで、ゴーグルがずれてしまい、中に水が入ってしまった((+_+))!
せっかくスタートダッシュが決まったのに…。
止まって直すわけにもいかず泳ぎながら何とかしようとするが、やはり難しい。
とりあえず片方は大丈夫なので、そのまま泳ぎ続ける。

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第一ブイをトップで回り、長い直線区間に入る。
コースロープが張られているが、潮流によってたわみが生じているので、ロープは信用せず、試泳の時に確認しておいたブイの先の目標物を目指して泳ぐ。
水質もよく、流れもほとんどないので泳ぎやすい。
第2、第3ブイを回るあたりから独泳状態になる。

ウェットスーツ「鏡花水月」のおかげで、キックはほとんど打つ必要もなく(もちろん必要があれば打つこともできる!)、いつもウェット泳の時に感じる肩回り、腰回りのストレスも全く感じない。まるでボディボードの上に乗って滑っているかのような感覚だ。胸の締め付け間がなく、呼吸が苦しくないので、フォームも意識する余裕が生まれる。

※今回、レンタル用ウェットスーツ「水陸両用」をお貸ししたチームの女性2名も普段より2分ずつタイムを縮めていた。いろいろな方に試してもらい、練習時プールではウェットを着て泳ぐと、大体2~5秒/50m程度速く泳げていたので(泳力によって異なる)、単純計算で1500mでは1分~2分30秒は速くなる計算だが、それをレースで実証できた形だ。

1周目を終えて一旦上陸。ようやくゴーグルを直すことができた。

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2周目は、周回遅れの選手たちでごった返すが、いつもセッションでやっている集団泳の練習のごとく、間を縫うように泳いでいく。後半になってもまったく肩回りの疲労がなく、楽に腕を回すことができている。今までのウェットスーツとは違うのだよ…(´∀`*)ウフフ

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2周回を終えて上陸。
ぶっちぎりのスイムトップだ(タイムは18分50秒!)。
後続との正確な差はわからないがとりあえずのアドバンテージとしては十分だろう。
余裕をもってバイクをスタートさせる。

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サザンゲートブリッジの頂点を越えてから、下りを利用してバイクシューズを履く。
交通規制された市街地を白バイに先導され、走り抜けていくのはやはり気持ち良い!
試走で確認した通り、中盤から後半にかけてアップダウンが続くため、前半は抑えめに入って後半上げていく走りを心がける。

市街地区間でときどき後方を確認するが、後続選手の影は見えない。
10km地点を越えたところにある見通しの良い直線で、ようやく後方から追い上げてくる選手1名が確認できた。
誰だろう?桑原君か?
さっきまでは見えていなかったのに、結構差を詰めてきている!
やはり簡単に逃がしてはくれないか...。

ただ、自分のペースは決して悪くはないはず。
心を乱さないように、全身をウィップ(鞭のようにしなら)させ、淡々と走ることを心がける。
追いつかれたら逆にその選手をペースメーカーにすることができる。
追いつかれてからが本当の勝負だ。

20km地点が近づいてきた。
ようやく後ろの選手を確認。
桑原君じゃない!駒野悠太君だ!
駒野君は昨年の野尻湖でも戦った30代の選手。
スイム・バイク・ランと平均して高い力を持つオールラウンダーだ。
特にバイクがとびぬけて強い印象はなかったが...。

下りを利用して一気に追い抜かれる。
ドラフティングゾーンの10m以上を空けて食らい付く。
しかし、ジワジワと離されていく。

......な...なんだと...?

駒野君の走りから、すごい気迫を感じる。
総合優勝を狙っている走りだ...!
ここで離されたら自分の勝ち目はない!
上りで差を詰めるが、下りと平地で離されていく。
これ以上上げると確実にランに疲労が残る。
視界から見失わない範囲で自分のペースに切り替える。

市街地に戻ってくることには、駒野君の姿はほとんど見えなくなっていた。
タイム差にして約1分。
駒野君、いったいどれだけの練習を積んできたのだろう?
簡単にバイクラップが獲れると思っていた自分の甘さが許せない。

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トップをいく駒野君とは1分ちょいの差の2位でランスタート。
自分の後ろはさらに1分空いて桑原君が来ているようだ。

ランの練習不足は深刻。現状10~20km/週しか走れていない。
キロ4分をキープさえできれば、10km40分でまとめることができる。
今の自分はそこが目標だ。

キロ4分05秒~15秒くらいでまずはリズムを作る。
3km地点を過ぎるいつものヤツがやってきた!
両腿を攣りそうになる。

しばらく耐えて走っていれば、攣りは収まってくる。
今回のシューズはOnの新作シューズ、クラウドフラッシュ。
軽くて適切な反発があり、それを推進力に生かすことができるシューズだ。

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5km手前でランが得意な桑原君に並ばれて一気に前に出られる。
想定はしていたが...やはり桑原君のラン速い!
跳ぶように走っていく。

2周目に入ると、先頭を走っていたはずの駒野君の姿が自分の前に見えてきた。
桑原君が先頭、その後ろに駒野君、自分の順。

駒野君は、エネルギーを出し尽くしたのか、完全にペースダウンしている。
自分も決して速いペースではないか、背中がどんどんと大きくなってきている。
遂に2位に浮上。トライアスロンは最期まで何があるかわらかない。
自分も後続選手との距離を目測で測りながら、油断をせずに走る。
後続はフェラーリ・シモン選手、大阪の村上選手、静岡の浅井選手、福元さん。

ランコースは5kmの往復コースのため、多くの選手たちとすれ違う。
チームメンバーに檄をを飛ばすと当時に自分もパワーをもらう。
2度ほど脚を攣りかけるが、何とか耐え切り、そのまま無難にフィニッシュ。
総合2位(40-44エイジ1位)と一応は目標を達成。

積極的なレースを展開した駒野君はランの9km地点で熱中症でリタイアしてしまった。
しかし、絶対優勝するんだ!という気迫のこもったレースを見せてくれた駒野君。
今回はダメだったが、この経験は必ず次につながるはず。
今シーズンのエイジ注目株だ。

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千葉ちはるさんからインタビューを受ける。

今回のレース、ライバルたちの成長を感じた。
4位まで順位を上げてきた同エイジ(40-44才)の村上選手も脅威になりそうだ。
決して幸先の良いスタート...とは言えないが、今の力は把握することができた。
いかんせん今の練習量ではランが走れない!このままじゃだめだ!心を入れ替えよう。


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ここはゴールではない。次のレースへのスタート地点である。


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応援、サポートしてくださった皆様、ありがとうございました!

終わり。