海陽スイムランレース後半戦。
中間地点の第1関門を突破してすぐに海沿いを走る区間に入る。
この区間はビーチランかな?と甘く考えていたら、眼前に広がるのはゴロゴロとした大きな岩が見渡す限りに続くデンジャラス岩場ゾーンだった。
「え?ここ走るんですか?」とスタッフに確認する。
「そうです」とのこと。
普通に考えたら危なくて走れないよ…。
道ずれにならないように牽引用のロープを外す。
一歩一歩集中して慎重に歩みを進める。
海側の方が岩の高さは低くなっているが、苔が生えているので滑る。
堤防側は岩が大きくてまともに進めない。
なので、ちょうど真ん中あたりのルートを選択する。
時々ぐらつく岩もある。
ぴょんぴょんと岩を跳んでいくことにだんだん慣れて楽しくなってくるが、竹元はかなりビビってるので、飛ばせない。油断するとすぐに離れてしまう。
「下ばかり見ていないで視線をできるだけ先に送るんだ!バイクと一緒!」とアドバイス。
しかしコケて怪我をされては元も子もないので、待ちながらゆっくりと進む。
しかし、この岩場パートがやたら長い。
脚がガクガクしはじめる。
集中力も持たない。
早く泳ぎたい。
ようやく入水地点に到達。
岩場はフジツボだらけ。気を付けて入水。
水質がよくて魚もいっぱい泳いでいる!
最高に気持ちいい!
ここは400mくらいと短いスイムパート。
上陸地点がびっちり海藻で覆われており、完全に絡まる。
なにやら本場UKの大会へのオマージュらしい...?
そして再び岩場。というかロッククライミング。
よじ登っていく。
もはやここまでくるとなんでも許せてしまう。笑うしかない。
これだけ競技中に環境がコロコロと変わるレースはないだろう。
そしてレースもいよいよ終盤を迎える。
今度はまともなビーチラン...からの、うねりを伴う海へのダイブ。
ラストのスイムパートは小島にあるチェックポイントを目指す。
すでに腕はパンパン。力が入らない。
あと少しでフィニッシュだ。
ラストは再び2kmほどのトレイルパート。
時計を見ると2時間50分ほどが経過していた。
頑張れば3時間切れそうだ。
よし!サブ3だ!
俄然元気が出てきた。
山を下るとMCのアナウンスが聞こえてくる。
ここまできてようやく笑顔がこぼれる。
竹内・竹元ペア
———フィニッシュ!!
2時間57分44秒でアジア初のスイムランレースを制することができた!
想像していたよりもずっと過酷で、ずっと楽しかった!
他のチームはどうなったのだろうか?
なかなか2位のチームがフィニッシュに現れない。
自分たちから20分遅れで男子ペアのトップが、そしてすぐに混合ペアの2位、女子ペアの1位が帰ってきた。
西内・大川ペア
松田ペア
初澤・北村ペア
佐々木・小栗ペア
聞くところによると、自分たちが迷った愛宕山トレイルパートでほとんどのペアがロストしており、中には無限ループにはまってしまったペアもいたとか...。第1関門を36チーム中14チームしか通過できなかったとのこと。まさかそんなことになっていたとは......恐るべし、愛宕山。
表彰式!
スイムラン用ウェットスーツ「SR鏡花水月」もばっちりPRできた!
新しい世界に飛び込んでみることは勇気がいることだが、得られるものも大きい。
まずはやってみる。それから考えよう。
今回国内では前例のないレースを開催するにあたり、運営者には大変な苦労があったと思う。
素晴らしい魅力的なレースを開催してくれた日本スイムラン協会の皆様、海陽町の皆様、ありがとうございました!!そしてよくついてきてくれた竹元に感謝!
スイムランの魅力を少しでも伝えられたならば嬉しい。
中間地点の第1関門を突破してすぐに海沿いを走る区間に入る。
この区間はビーチランかな?と甘く考えていたら、眼前に広がるのはゴロゴロとした大きな岩が見渡す限りに続くデンジャラス岩場ゾーンだった。
「え?ここ走るんですか?」とスタッフに確認する。
「そうです」とのこと。
普通に考えたら危なくて走れないよ…。
道ずれにならないように牽引用のロープを外す。
一歩一歩集中して慎重に歩みを進める。
海側の方が岩の高さは低くなっているが、苔が生えているので滑る。
堤防側は岩が大きくてまともに進めない。
なので、ちょうど真ん中あたりのルートを選択する。
時々ぐらつく岩もある。
ぴょんぴょんと岩を跳んでいくことにだんだん慣れて楽しくなってくるが、竹元はかなりビビってるので、飛ばせない。油断するとすぐに離れてしまう。
「下ばかり見ていないで視線をできるだけ先に送るんだ!バイクと一緒!」とアドバイス。
しかしコケて怪我をされては元も子もないので、待ちながらゆっくりと進む。
しかし、この岩場パートがやたら長い。
脚がガクガクしはじめる。
集中力も持たない。
早く泳ぎたい。
ようやく入水地点に到達。
岩場はフジツボだらけ。気を付けて入水。
水質がよくて魚もいっぱい泳いでいる!
最高に気持ちいい!
ここは400mくらいと短いスイムパート。
上陸地点がびっちり海藻で覆われており、完全に絡まる。
なにやら本場UKの大会へのオマージュらしい...?
そして再び岩場。というかロッククライミング。
よじ登っていく。
もはやここまでくるとなんでも許せてしまう。笑うしかない。
これだけ競技中に環境がコロコロと変わるレースはないだろう。
そしてレースもいよいよ終盤を迎える。
今度はまともなビーチラン...からの、うねりを伴う海へのダイブ。
ラストのスイムパートは小島にあるチェックポイントを目指す。
すでに腕はパンパン。力が入らない。
あと少しでフィニッシュだ。
ラストは再び2kmほどのトレイルパート。
時計を見ると2時間50分ほどが経過していた。
頑張れば3時間切れそうだ。
よし!サブ3だ!
俄然元気が出てきた。
山を下るとMCのアナウンスが聞こえてくる。
ここまできてようやく笑顔がこぼれる。
竹内・竹元ペア
———フィニッシュ!!
2時間57分44秒でアジア初のスイムランレースを制することができた!
想像していたよりもずっと過酷で、ずっと楽しかった!
他のチームはどうなったのだろうか?
なかなか2位のチームがフィニッシュに現れない。
自分たちから20分遅れで男子ペアのトップが、そしてすぐに混合ペアの2位、女子ペアの1位が帰ってきた。
西内・大川ペア
松田ペア
初澤・北村ペア
佐々木・小栗ペア
聞くところによると、自分たちが迷った愛宕山トレイルパートでほとんどのペアがロストしており、中には無限ループにはまってしまったペアもいたとか...。第1関門を36チーム中14チームしか通過できなかったとのこと。まさかそんなことになっていたとは......恐るべし、愛宕山。
表彰式!
スイムラン用ウェットスーツ「SR鏡花水月」もばっちりPRできた!
新しい世界に飛び込んでみることは勇気がいることだが、得られるものも大きい。
まずはやってみる。それから考えよう。
今回国内では前例のないレースを開催するにあたり、運営者には大変な苦労があったと思う。
素晴らしい魅力的なレースを開催してくれた日本スイムラン協会の皆様、海陽町の皆様、ありがとうございました!!そしてよくついてきてくれた竹元に感謝!
スイムランの魅力を少しでも伝えられたならば嬉しい。
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