ホームである愛知県の蒲郡大会に出場。大学1年のときのトライアスロン公式戦のデビュー戦もここ蒲郡大会だった。過去2回優勝経験もある。激戦区となっているエイジランキングの行方を占う重要なAランク大会。40-44カテゴリーでは、緒戦の石垣島(Bランク)では優勝したものの、白浜(Bランク)2位、愛南(Bランク)4位と下降線をたどり、エイジチャンピオンを狙うにはもう一つも落とせない状況に追い込まれていた。
    17gama026

    6連戦中の5戦目ということで、とにかく疲労とどう戦うか?コンディショニングがすべてのカギを握っている。疲労で全く体が動かなかった愛南大会からは回復に専念。前日に軽く動いたところ、うまく疲労が抜けていることを確認。大会当日の早朝4時半より30分ほどJogとDrillで感覚を確認。今回はいけそうだと手ごたえを感じた。
    17gama050
    スイムは750mを2周回。マークすべきは疋田さん。アップ時から疋田さんの動きをチェックして、見えるところからスタートする。スタートはバトルにはまることもなくうまく抜け出す。疋田さんの前に一人抜け出しているのが見える。もうひとり同じくらいのペースで泳ぐ選手がいたので、3人の後ろについて泳ぐ。それほど速いペースではないが、余裕があるかというとそうでもない。ヘッドアップの回数を極力減らしながら(15~20ストロークに1回程度)も見失わないように慎重にコースを選ぶ。

    17gama017
    1周目を終えて一度桟橋に上陸する。前の二人とは10mくらい離されてしまっている。追いつけない距離でないが、ここで力を使うのはリスクが大きい。ドラフティング許可レースであれば死にもの狂いで何が何でも追いつく必要があるがエイジはノンドラフティングのため、スイムの10~20秒程度の遅れはそこまでシビアではない。もう一人の選手をペースメーカーにして、できだけ力を温存させる。2周目も同じペースで泳ぎ上陸。前の二人は前方に小さく見えており20~30秒程度の差。一緒に上陸した選手はどうやら同志社大学の学生のようだ。

    17gama031

    蒲郡名物のトランジションまでのショートラン(500mほど)。ここで前との差を詰める。学生を引き離して、トランジションエリアに飛び込む。自分のバイクのところにつくと疋田さんがウェットを脱ぐのに手間取っており追いつく。ここで一気にタイムを詰めて、疋田さんに続いてほぼ同時にバイクをスタート!疋田さんとはスイム20秒差で上がったが、トランジションでその20秒を詰めた形。ここまでは順調!
    無題

    17gama003

    17gama004

    スイムラップ:19分35秒(4位)
    T1ラップ:3分12秒(6位)

    バイクはコーナーとUターンが計100回以上ある10km×4周回のテクニカルコース。疋田さんをペースメーカーにして1周目を余裕をもって入る…はずであったが、結構苦しい。常時心拍が180を越えている。昨年はバイク終了時点で1分5秒差でランスタートしてラスト追いついたものの2秒差で疋田さんに負けている。それを考えると少なくとも見える範囲でバイクフィニッシュしたいところ。
    17gama006

    17gama019

    17gama007

    2周目に入り疋田さんとの差が少しずつと広がり始める。2周目終了時点で約30差。後続は倉内君、吉村君あたりが追い上げてきているようだ。優勝候補筆頭のエースの姿は確認できず。ランに脚を残したいが、追走の強豪ランナーたちから逃げ切るためには力を緩めるわけにはいかない。決して調子が悪いわけではないが、3周目で50秒、4周目で1分20秒と疋田さんに大きく差を広げられてしまう。しかし、今日の自分は走れるはず!そこまで焦りを感じることはない。
    17gama053

    17gama052

    17gama008
    ポジションは前日のバイクセッション、当日の朝のウォーミングアップ時まで調整を試みたが、まだまだ改善の余地が必要だ。

    バイクラップ:1時間2分56秒(17位)
    スプリット:1時間25分43秒(2位)

    ランは3.3km×3周回。
    走りだしはいつもより軽い!いける!
    まずは先行する疋田さんを追いかける。
    折り返しコースなので、差が一目瞭然。
    疋田さんも走れているようで1周目はほとんど差が詰まらない。
    逆に後続からエースがスゴイスピードで迫ってきている!
    その後方に少し遅れて倉内君、吉村君、少し距離が開いて杉山君、藤井君とくる!どこまで逃げ切れるか?エース、倉内君に抜かされたとしても、疋田さんを抜いて3位には入れれば…と残りの距離とタイム差を計算する。
    17gama022
    1周目の終盤にエースに、2周目の序盤に倉内君に抜かされる。ここでペースを上げて倉内君に食らい付く。何とか20mほどの差をキープしてついていく。2周目の折り返し地点で疋田さんを完全にロックオン!!3位に上がる。しかし、腿上の攣りがいつもほどでもないが、やはり現れる。接地に気を付けてそれ以上攣らないようにペースを若干落として走る。
    17gama012

    17gama013

    17gama010
    勝負の3周目。ハイドロの東海学生の子をペースメーカーに再度ペースアップを試みる。折り返すと、すぐ後ろに杉山&藤井のスーパーランナーコンビが(;゚Д゚)ヤハリキター!!
    17gama040

    17gama044
    倉内君も見える範囲にいるので、倉内ー杉山ー藤井ー竹内と東海エイジ四天王が並ぶ形ででラスト1kmに突入!これはヤベー!!動かない脚を必死に前に運ぶ。前へ、前へ...前へ!!
    17gama035

    17gama015

    17gama014
    しかし、やはりランの力は3人の方が上手。抜き返すことはできずに総合5位でフィニッシュ。優勝のエースは頭一つ抜けていたが、2位杉山君、3位倉内君、4位藤井君、5位の自分までが30秒以内の激戦!そして第3ウェーブからバイクラップ1時間切りの「倉敷の魔人」高橋泰夫さんが6位に。めちゃくちゃキツイが、やはりこういうのは楽しい!いまだスランプ状態のバイク・ランの力を上げれば勝てるはず!!最高のライバルたちと琢磨して東海エイジのレベルを上げていきたい!

    ランラップ:39分12秒(15位)
    総合:2時間4分55秒(5位・エイジ1位)
    17gama024

    17gama025

    17gama030]

    19225730_1180815828689661_7411971004883244467_n (1)

    愛知県選手権2位!
    17gama027

    17gama028

    17gama029
    次週は大阪城トライアスロン!!