湯原温泉トライアスロン大会当日。
天候は曇り。昼頃から雨が降る予報。
湯原温泉の標高自体が300mくらいなので、暑くはならないだろう。
スイム会場付近には駐車場がないため、自走で会場へ向かう。

スイム会場は旭川という川を泳ぐ1km×2周回の2km。
上流には湯原ダムがあり、冷たい水が流れ込んでいる。
ただ、温泉が湧いているそうで、ところどころ温かくなっているとのこと。
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バイクラックは木製と自立式が混在している。
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温かみのある木製バイクラック(組み立て式)。
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海外のアイアンマンレースでも採用されている自立式はスマートでよい。

ウェーブは3つに分かれており、1ウェーブ150人くらい。
自分は第1ウェーブからのスタート。水質もよく気持ちよく泳げそうだ。
今日も究極のウェポン「鏡花水月」が威力を発揮してくれるはずだ。

まずはスタートダッシュで先頭に出る。
NSIの石橋君がついてくるが、第2ブイを越えたあたりから単独になり、マイペースで淡々と泳ぐ。
2周目は周回遅れの選手の合間を縫って泳ぐ。
波も流れもないので泳ぎやすい。
単独トップで上陸。2kmを27分31秒とまずまず。
2位の石橋君とは40秒差くらい。

バイクコースは前半は登り基調で、湯原ダムの湖畔に入ると、テクニカルなゾーン。
後半は、一気に下り、高速ゾーンが7kmほど続く。それを2周回で65km。
上り+テクニカル+高速と飽きさせないコースレイアウトだ。

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今回はCEEPOのエアロロードMANBAに、辻善光さんからHEDのGT3をお借りしてTT仕様に。
かなり大胆にポジションを変更。これが吉と出るか凶と出るか...?
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スタートして最初の上り、ここは頑張らないようにリズムを作ることに集中。
すると、後ろから石橋君が追いついてきた。
ちょっとスロースタート過ぎたか?
湯原ダムの湖畔のテクニカルゾーンに入る。
試走をしておいたおかげで、気持ちよく攻めることができる。
小刻みなアップダウンを生かして無理のない加速→巡行を心がける。
ここら辺はMANBAの得意パート。
くねくねゾーンを抜けると石橋君の姿は見えなくなった。

後半のだらだら上り。ここが一番きついところだ。
ギアを軽くして回すことを意識。
そして高速ゾーンに入る。
ここからは3スポークバトンホイールの威力が発揮される!
脚を止めていても加速が止まらない!!
スピードが出過ぎて怖いくらいだ。
コーナーは慎重に減速する。

1周回を終え、スイム会場付近を通過し、2周目に入る。
補給はリプレニッシュ+ここジョミ+Mag-on+ミネラルタブレット。
脚を攣らないようにしっかりと水分と塩分を補給。
2周目の対面区間で後続と差が開いていること確認する。
最終的には2位の石橋君と約4分の差でバイクフィニッシュ。
足の状態のことを考えるともう少し離しておきたかったが、贅沢は言うまい。
後はランで逃げ切るだけだ。

ランコースはほぼフラットな6kmを3周回の18km。
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湯原の温泉街を走り抜けるため、地元の方の声援を受けることができる。20916150_1560656777334028_1465390902_n
距離が長いので入りの1kmは4分10~20秒と慎重に。ビルドアップしていく作戦。
3km地点で折り返し後続との差を確認。石橋君と3分30秒差。
このままいけば...と思ったとき、左ふくらはぎに違和感を感じる。

まずい...。
一歩ごとにどんどんと痛みが増していく。
2年前に痛めたふくらはぎ痛の再発だ。
用心して左だけカーフガードを着けておいたが、やはりきてしまった。
痛みが出ないように走り方を変えながら走る。
左に体重を乗せないように...。
すると今度は右ふくらはぎまで痛みが出てきた。
2週間前の練習で痛めた箇所だ。
何とか1周回(6km)を終えるが、まだあと12kmも残っている。
絶望的な気分に襲われる。
とりあえずペースを落として凌ぐしかない。
4分30秒...4分40秒まで落ちる。
これ以上は落とせない。
折り返して石橋君との差を計るとなんと1分差くらいまで詰められている!
完全にロックオンされている。これは終わったかもしれん。。

痛みはどんどんと強くなってきている。
2周目の終盤、心が折れそうになったとき、CEEPOの田中社長が沿道で応援してくれていた。
CEEPOライダーとして、このレース負けるわけにはいかん!
最期まで諦めずに走りぬくんだ!
もう一度心を奮い立たせる。
2周目を終えたところで、パンクリタイヤした鎌田君も応援してくれる。
痛みとの戦いもあと6kmだ。

もう一度ギリギリのところまでペースを引き上げる。
痛みスイッチを切るしかない。
それでも4分10~20秒が限界。
折り返し地点で差を確認。
良かった...!差は2周目とほとんど変わっていない!
この1分の差を守り切る。
早く終われ!早く終わるんだ!
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ようやく...ようやくフィニッシュ地点まで戻ってきた。
まだ油断はできない。会場の前
をいったん通り過ぎて、折り返すからだ。
残りあと1km地点でようやく勝利を確信!
逃げ切り成功!トップでフィニッシュ!!
1分20秒後、石橋君が入ってきた。

フィニッシュした途端に痛みが激痛に代わる。
歩くこともままならならず、座り込むと立ち上がれない。
救護でアイシングとテーピングを施してもらう。
よくこの状態で走りきれた。よくやった自分!

湯原温泉トライアスロン ミドル部門
1位 竹内 鉄平(愛知県) 3:44:48
2位 石橋 健志(大阪府) 3:46:08
3位 山田 健作(岡山県) 3:48:12
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表彰台に上がるのも一苦労。
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初のシャンパンファイト!

湯原温泉トライアスロン、ロケーション、おもてなし、沿道の応援と素晴らしい大会だった。
やはりローカル色が強い大会はよいね。
できれば来年は万全の状態で参加したい!

帰りはさすがに疲れてしまい、神戸で途中下車して24時間営業のスーパー温泉で泊まる。
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来週はエイジランキングの天王山となる長良川大会。
レース翌日、びっこを引きながら歩くことはできるが、階段は下りられない。
果たして回復は間に合うのか?
不安はあるが何とか間に合わせてみせる!

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おまけ)湯原温泉はよいところです。。

写真提供:鎌田和明様