あすたまGWトライアスロン合宿 in 伊良湖2018レポート
15年連続開催しているあすたまのGW合宿。
シーズン前半のメインレースに向けて刺激を入れることが目的だが、ここ2ヶ月間は仕事が忙しくトレーニングどころではなかったので、指導しながら皆と一緒に動くことで無理をせずにコンディションを上げていくことを目標とした。
初日の移動中こそ雨であったが、現地に着くころから雨も上がった。
集合してまずはオリエンテーション。
初めての方もいるので、自己紹介タイムの後、合宿のテーマを発表。
1つは「セーフティートライアスロン」
事故を起こさない、怪我をしない、病気にならないように。
これは絶対目標だ。
もう1つは、「考えるトライアスロン」
ただがむしゃらに頑張るのではなく、どうしたら強くなれるのか?速い人と何が違うのか?を考え、それを実現するために質(密度)の高い練習をする。また、合宿では普段とは違ったメンバーと寝食を共にし、情報を交換することもできる。
初日の午前中はオープンウォータースイム練習から。
実際にレースで使うブイを浮かべて、1周200mのコースを設定。
水温は18~19度くらい。曇りで風もありかなり肌寒い。
陸上に上がると寒さで平衡感覚が失われてフラフラする。
泳力に合わせてグループを分けて、集団で泳ぐトレーニングを中心に行った。
初心者でスイムが不安な方は、レスチューブ(浮き具)をつけて泳いでもらう。これは大変優れもの。
寒さに震えながらもトータル3000mほど泳いだ。
午後からは、バイクとランのトレーニング。
まずは集団走を行う。
自分の持論としてドラフティングを知らずして、ドラフティング禁止ルールを守ることはできない。
集団走で人の後ろについて走る時はDHバーを持たない。
先頭交代の時に速度を上げて前に出ない。
先頭から下がるときに速度を落とし過ぎない。
…などなど、ロードレースの基本を学ぶことはトライアスリートにとっても重要。
最初は2人で先頭交代を行い、次は4人、8人と徐々に集団の人数を増やしていく。
集団走のスキルを学んだ後、3~4人のチームデュアスロンエンデューロ。
バイク3.5㎞+ラン1.5㎞を90分間繰り返し行う。
同じくらいの走力の方とチームを組んで行うのでさぼれない。
自分は真ん中くらいのチームに入って走りの指導を行う。
ランでは苦しくなってきた方の腰を後ろから押し、簡単に千切れないようにする。
これはかなりキツイが、走りの感覚を体で理解するには最適。
トータルでバイク60km+ラン12km。
終了後、皆で集合写真。まだ初日だが、やり切った感がある。
待ちに待った夕食!いらごすなばのご飯は最高!!
頑張ったご褒美に一杯だけビールを飲む。
夕食後のミーティングで、1日の練習を皆で振り返り、良かった点、課題を明らかにする。
人の話を聞くのはためになる。このミーティングがあすたま合宿の真骨頂でもある。
2日目、起きてみるとゴーゴーと風がかなり強い。
これはヤバいな…と宿の外に出てみると、外に置いておいた三角ブイが風に飛ばされて消えていた…。
慌ててて探す。海に流されたか…?と思ったが、近くで見つかった。
ちゃんと縛っておかないとだめだな…。
2日目は参加者が最も多く、30名を越えている。
まずは6:00から恋路ヶ浜へ朝の散歩&Jog。
前半はグループに分かれて昨日の集団走の復習。
風速は7~8mくらいと風が強いので、防風林の内側の直線を往復する。
ラストはレース強度で追いこむ。先頭集団は強豪揃いでマジ速くて千切れそうになる。
集団で走ることで人の走りを間近で見ることができ、自然とスキルが身についていく。
ミニストップで休憩をして、メインのヒルリピートインターバル練習へ。
あつみ大山トンネルの坂でヒルリピートインターバル2.5km(平地1.5㎞+坂1km)×8本行う。
1本目はアップ。2本目から、1次予選、2次予選、3次予選、4次予選、準々決勝、準決勝、決勝と
1本毎に最後尾から4人ずつが脱落していくエリミネーター形式。
決勝戦に残ったのは、2017志摩トラチャンプ石川君、2017JTUエイチャンの樹とフェラーリ、覚醒くわもん、デビュー前のけんや君、バイク王者かとさんの6人。そこに自分も加わる。
油断した隙に樹と一緒に平地で千切られる。
何とか坂に入るところまでに集団に追い付くが、ペースアップした集団に再び置いて行かれる。
結果1着石川君、2着かとさん、3着フェラーリ、4着くわもん、5着けんや君、6着自分、7着樹の順。
みんなはえぇわ…。
脚は完全に終了しているが、強い向かい風の中、宿まで皆を引っ張って帰る。
トータル100㎞乗って終了。
すぐさまランへトランジション。
源信コーチのランニングドリル指導の後、アップダウンのある伊良湖ランコースを40分間走。
先頭はキロ4分で10㎞を走破。
自分は足底筋が痛いので、無理をせずにキロ4分半くらいの集団で。
しかし、かなり苦しい。最後まで声を掛け合って頑張る。
この後ちょっとだけスイム。かなり風が強く寒かったので短時間で切り上げる。
お風呂でしっかりと温まったあと夕食。
そしてミーティング。今日も密度の濃い1日だった。
最終日、実戦形式のスプリントトライアスロン(ドラフティング禁止ルール)。
レースのシミュレーションとして、本番と同様に行う。
まずはスイムのタイムを計測。
その後、トランジションまで移動して、スイムのタイム差スタートでバイク、ランを行う。
自分も現状の力を把握するため、疲労はあるが全力で行う。
スイムは樹に大きく離され2位。今までは樹にスイムで負けることはなかったが…。
バイク終了時にようやく樹に追い付いてトランジションで先行するが、すぐに追いつかれる。
ラン1周目は樹に食らい付くが、2周目で離されていく。
後続からは石川君が追い上げてきている。
逃げ切れるか…?と思ったが甘かった。ラスト500mを切ったところで追いつかれる。
スイムもバイクもランも練習不足が顕著に出たレースだった。
しかし、トータル1時間1分台とタイム的にはそれほど悪いわけではない。
皆が成長してきているのだ。自分も負けていられない!東海ブロック選手権に向け仕上げていく。
たくさん刺激をもらうことができる合宿は、やっぱ最高オブザ最高!!
15年連続開催しているあすたまのGW合宿。
シーズン前半のメインレースに向けて刺激を入れることが目的だが、ここ2ヶ月間は仕事が忙しくトレーニングどころではなかったので、指導しながら皆と一緒に動くことで無理をせずにコンディションを上げていくことを目標とした。
初日の移動中こそ雨であったが、現地に着くころから雨も上がった。
集合してまずはオリエンテーション。
初めての方もいるので、自己紹介タイムの後、合宿のテーマを発表。
1つは「セーフティートライアスロン」
事故を起こさない、怪我をしない、病気にならないように。
これは絶対目標だ。
もう1つは、「考えるトライアスロン」
ただがむしゃらに頑張るのではなく、どうしたら強くなれるのか?速い人と何が違うのか?を考え、それを実現するために質(密度)の高い練習をする。また、合宿では普段とは違ったメンバーと寝食を共にし、情報を交換することもできる。
初日の午前中はオープンウォータースイム練習から。
実際にレースで使うブイを浮かべて、1周200mのコースを設定。
水温は18~19度くらい。曇りで風もありかなり肌寒い。
陸上に上がると寒さで平衡感覚が失われてフラフラする。
泳力に合わせてグループを分けて、集団で泳ぐトレーニングを中心に行った。
初心者でスイムが不安な方は、レスチューブ(浮き具)をつけて泳いでもらう。これは大変優れもの。
寒さに震えながらもトータル3000mほど泳いだ。
午後からは、バイクとランのトレーニング。
まずは集団走を行う。
自分の持論としてドラフティングを知らずして、ドラフティング禁止ルールを守ることはできない。
集団走で人の後ろについて走る時はDHバーを持たない。
先頭交代の時に速度を上げて前に出ない。
先頭から下がるときに速度を落とし過ぎない。
…などなど、ロードレースの基本を学ぶことはトライアスリートにとっても重要。
最初は2人で先頭交代を行い、次は4人、8人と徐々に集団の人数を増やしていく。
集団走のスキルを学んだ後、3~4人のチームデュアスロンエンデューロ。
バイク3.5㎞+ラン1.5㎞を90分間繰り返し行う。
同じくらいの走力の方とチームを組んで行うのでさぼれない。
自分は真ん中くらいのチームに入って走りの指導を行う。
ランでは苦しくなってきた方の腰を後ろから押し、簡単に千切れないようにする。
これはかなりキツイが、走りの感覚を体で理解するには最適。
トータルでバイク60km+ラン12km。
終了後、皆で集合写真。まだ初日だが、やり切った感がある。
待ちに待った夕食!いらごすなばのご飯は最高!!
頑張ったご褒美に一杯だけビールを飲む。
夕食後のミーティングで、1日の練習を皆で振り返り、良かった点、課題を明らかにする。
人の話を聞くのはためになる。このミーティングがあすたま合宿の真骨頂でもある。
2日目、起きてみるとゴーゴーと風がかなり強い。
これはヤバいな…と宿の外に出てみると、外に置いておいた三角ブイが風に飛ばされて消えていた…。
慌ててて探す。海に流されたか…?と思ったが、近くで見つかった。
ちゃんと縛っておかないとだめだな…。
2日目は参加者が最も多く、30名を越えている。
まずは6:00から恋路ヶ浜へ朝の散歩&Jog。
前半はグループに分かれて昨日の集団走の復習。
風速は7~8mくらいと風が強いので、防風林の内側の直線を往復する。
ラストはレース強度で追いこむ。先頭集団は強豪揃いでマジ速くて千切れそうになる。
集団で走ることで人の走りを間近で見ることができ、自然とスキルが身についていく。
ミニストップで休憩をして、メインのヒルリピートインターバル練習へ。
あつみ大山トンネルの坂でヒルリピートインターバル2.5km(平地1.5㎞+坂1km)×8本行う。
1本目はアップ。2本目から、1次予選、2次予選、3次予選、4次予選、準々決勝、準決勝、決勝と
1本毎に最後尾から4人ずつが脱落していくエリミネーター形式。
決勝戦に残ったのは、2017志摩トラチャンプ石川君、2017JTUエイチャンの樹とフェラーリ、覚醒くわもん、デビュー前のけんや君、バイク王者かとさんの6人。そこに自分も加わる。
油断した隙に樹と一緒に平地で千切られる。
何とか坂に入るところまでに集団に追い付くが、ペースアップした集団に再び置いて行かれる。
結果1着石川君、2着かとさん、3着フェラーリ、4着くわもん、5着けんや君、6着自分、7着樹の順。
みんなはえぇわ…。
脚は完全に終了しているが、強い向かい風の中、宿まで皆を引っ張って帰る。
トータル100㎞乗って終了。
すぐさまランへトランジション。
源信コーチのランニングドリル指導の後、アップダウンのある伊良湖ランコースを40分間走。
先頭はキロ4分で10㎞を走破。
自分は足底筋が痛いので、無理をせずにキロ4分半くらいの集団で。
しかし、かなり苦しい。最後まで声を掛け合って頑張る。
この後ちょっとだけスイム。かなり風が強く寒かったので短時間で切り上げる。
お風呂でしっかりと温まったあと夕食。
そしてミーティング。今日も密度の濃い1日だった。
最終日、実戦形式のスプリントトライアスロン(ドラフティング禁止ルール)。
レースのシミュレーションとして、本番と同様に行う。
まずはスイムのタイムを計測。
その後、トランジションまで移動して、スイムのタイム差スタートでバイク、ランを行う。
自分も現状の力を把握するため、疲労はあるが全力で行う。
スイムは樹に大きく離され2位。今までは樹にスイムで負けることはなかったが…。
バイク終了時にようやく樹に追い付いてトランジションで先行するが、すぐに追いつかれる。
ラン1周目は樹に食らい付くが、2周目で離されていく。
後続からは石川君が追い上げてきている。
逃げ切れるか…?と思ったが甘かった。ラスト500mを切ったところで追いつかれる。
スイムもバイクもランも練習不足が顕著に出たレースだった。
しかし、トータル1時間1分台とタイム的にはそれほど悪いわけではない。
皆が成長してきているのだ。自分も負けていられない!東海ブロック選手権に向け仕上げていく。
たくさん刺激をもらうことができる合宿は、やっぱ最高オブザ最高!!
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