「穴場マラニックコースを巡るラン&ウォークin音吉の故郷」(音吉を愛する走る仲間の会主催)参加レポートの最終回です。

その①
その② 


 オレンジラインを抜けて「季の野の台所」に到着!
 音吉を愛する走る仲間の会の副代表であり「心の畑も耕せる農家」森川さんが運営してる教育ファームです。
  ※生物多様性アクション大賞2014入賞
  ※農林水産省「第1回食と農林漁業食育優良活動表彰」消費・安全局長賞受賞

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ここでは「食育」をテーマに、「自然とは?」「人とは?」「生きるとは?」など様々なことが学べる場所です。
ロバやヤギ、鶏、犬、ウサギなどの動物とヒトが一緒に暮らしています。
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 到着した時にはすでに昼食の準備が整っていました。
 無農薬・無化学肥料の自家製野菜に手作り調味料。
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 自然の中でいただく、自然の命に感謝!
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 野菜ゴロゴロ、美味しい味噌汁。
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 おっきなピーマンに魚。
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 知多半島で採れたアサリ。
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 岩手県大槌町の新巻鮭。
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 「トライアーティスト」と「陶芸家」と「ファーマー」と「木こり」?のコラボ。
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 あまりにも居心地が良すぎて?予定の時間をオーバーしてしまいましたが、午後の部スタート!
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 布土一向山磨砂産業史跡。
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 山の上にある「烽火(のろし)窯」。
 江戸時代末期、黒船来襲を知らせる狼煙を上げる場所であったそうです。
 師崎→内海→美浜・・・・名古屋へと伝えて言ったそうです。江戸時代のラインですね。
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 炭焼窯を営む神野さんより説明を受けています。
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 徳川家康のおじにあたる方が眠る「心月斎」にお参り。
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 スタート地点の布土公民館まで戻ってきました。1周約10kmのマラニックでした。
 手作り甘酒の振る舞いがありました。
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今回、美浜町布土地区を実際に自分の足で歩いてみて、様々な発見がありました。
地元の人にも、あまり知られていないスポットもあったようです。
まさに「道は未知で満ちている」ですね。
また参加者の皆様からも大変ご好評をいただいた地元の方の温かいおもてなしには心を打たれました。
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現在、地方創生が叫ばれていますが、地方を元気にするためには、地域と観光とスポーツを結ぶこうした活動が求められているのではないかと今回強く感じ、イベントプランナーとして、イベントや大会を開くこと自体は「目的」ではなく、あくまでそれは「手段」であるということを再確認することができました。

今後「音吉を愛する走る仲間の会」では、美浜町の支援もいただきながら、スポーツを楽しみ健康寿命を伸ばすとともに、地域の多様な資源を織り込みながら、地域活性化に貢献する今回のような活動を継続していくとのことです。自分も協力していきます。

丹内君、森川さん、布土地区の皆様、参加してくださった皆様に心から感謝申し上げます。
興味を持たれた方は、ぜひ会への参加をお待ちしております。

音吉を愛する走る仲間の会FBページ
https://www.facebook.com/toraiotokiti