2016大阪トライアスロン舞洲大会レースレポート

レース前日編

2週間前の蒲郡大会では、総合6位、エイジ(40-44)2位と惜敗。エイジチャンピオンを目指すためには、残す4レース(大阪、野尻湖、長良川、村上)一つも落とせないという崖っぷちの状況。

40-44のカテゴリーでは、蒲郡で4秒差で負けた現時点での最大のライバル疋田浩気選手に加え、今回は関西圏の40代最強、オリンピアン西内洋行選手(NSI)も大阪府の国体予選ということで参戦。西内選手とはシドニー・アテネ五輪予選で代表の座を争い、完膚なきまでに叩きのめされた相手。お互いに40代になった今こそ、積年の恨み?晴らさねばなるまい!

このエイジで勝つためには、総合優勝を狙わなければいけないレベル。誰が相手であろうが、要は総合で勝てばいいんだろ!?ということで、今回は総合を狙っていくことにした。そのためには、30代ではあるが、東海地区強豪エイジ四天王、藤井雅之選手(岐阜県)もマークすべき相手。藤井君は第1ウェーブ、自分と疋田さん、西内さんは3分後の第2ウェーブ。総合で勝つためには、スイム・バイクまでに第一ウェーブを全員ぶち抜かなくては難しいだろう。やってやろうじゃないの?

レースディレクターを務めた前週の伊勢志摩大会運営にエネルギーのすべてを注いでいたため、コンディションは週半ばまではとてもレースができる状態ではなかった。しかし、2週間前の蒲郡大会からほとんどトレーニングができていなかったのが逆に良かったのか、一気に超回復がきた。木曜の夜ランがそこそこ走れたので、これはいけるかも?と思えた。

前日は西成区に宿泊。大阪の街を堪能。新世界で食い倒れ。しっかりとエネルギー補給&銭湯で体を癒した。睡眠も7時間きっかり。素泊まり3,800円の宿は思いのほか快適だった。

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スイム編

 スイムコースは750m×2周回=1500m。フローティングスタートで、上陸せずに2周回目に入る。ブイの色が白なので、橋の色とかぶって見にくい。ウォーミングアップ時にブイ以外の目標物で方向を確認。ウォーミングアップから疋田さんをマークしていたが、スタート直前に見失ったので、西内さんの後ろについてイン側からスタートすることに。どうやら疋田さんは真ん中からスタートした模様。

スタートしてまずは西内さんの後ろについていく。予想通り速くもなく遅くもないちょうどよいペース。真ん中あたりで疋田さんに合流。第1~第2ブイを疋田ー西内ー自分の順に並んでターン。折り返してしばらくして前方を確認すると西内さんが疋田さんから離れかけてる。この時点で疋田さんを逃がすのはマズイ!蒲郡大会の二の舞になってしまう。ギアチェンジして、後ろにつかせないように一気に西内さんを抜かして、疋田さんを追う。3~4回ダッシュを入れる。ここで西内さんを引き離すことに成功!

1周回を終えて、2周回目に入るところで、疋田さんに追いつく。よし!そこからは、疋田さんを見失わないようにピタリとマーク。もう逃がさないよマイハニー!3分前にスタートした第1ウェーブの選手もガンガン抜いていく。周りに選手もまばらになったあたりで、スイム2周回を終え上陸。疋田さんをトランジションで抜かし、バイクスタート。100mほど前方には見覚えのあるブルーのユニフォーム。藤井君だ!!彼に追いついて、抜かせば総合の可能性大!!よっしゃいくぜ!!

20分12秒(ラップ2位)

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バイク編

バイクは5.7km×6周+2.4km=36.6km。夢舞大橋を12回上る若干クライマー有利なコース。今回、水曜日にポジションを大幅に見直し、前日の試走でも最終調整。当日のウォーミングアップでは非常によい感覚で乗れていたのでバイクには妙に自信があった。まずは目の前に見えている藤井君を捕らえて、その後トップまで上がれれば...なんて考えていたが、最初の登坂で予想以上にHRが上がってしまう。いかんいかん、登坂は頑張っちゃダメだ!上り切ったところから下りを使ってしっかりと加速、その後の平坦は踏まずに回すことを意識するんだ。

しかし、このコースも蒲郡大会と同様にUターンが多い!せっかくスピードに乗ったと思ったらすぐに減速しなくてはいけない。折り返しで前と後ろとの差を確認。先頭はNSIの石橋君。そして学生?が数人続いて、そのあと藤井君。後ろは疋田さん少し離れている。疋田さんにはいずれ追いつかれるだろうが、できるだけ追いつかれるタイミングを遅らせたい。そうすれば、ほとんど差がなくランに入れるはず。西内さんはさらにその後方で、差が広がっているので、マークから外す。前から落ちてきた第1ウェーブの学生を何人か抜かし、5~6番手までポジションを上げる。しかし、藤井君との差は詰まらない...というよりじわじわと開いている!気迫の走りだ。

3周目を終えた辺りでようやく疋田さんが追いついてくる。上りで前に出られるが、逆に下りで抜き返す。このころになると周回遅れが入り乱れてコース上は大混雑。追い越し禁止区間もあるため、なかなか思うように走れない。ただ、条件は誰もが一緒。藤井君に離され始めおり、焦りが生まれる。石橋君も見かけなくなった。気づいたら、今何周したか分からなくなっていた。周りの選手数人に尋ねるが、だれからもはっきりした答えが返ってこない。あと1周なのか?あと2周なのか?周回数を間違えたら洒落にならんぞ…!

メーターの距離で34kmくらいで橋を下って周回とフィニッシュの分岐地点に戻ってきた。先にフィニッシュに向かった選手がいるか?観客に尋ねる。誰から行ったよ!と答えてくれた。どうやらこれで終わりのようだ。疋田さんは最終周のUターンで単独落車。西内さんも見えなくなっていたので、この時点で40-44のエイジでは優勝を確信。ランに備えて、ギアを軽くしてクルクルと回しながら、トランジションに帰還。第1ウェーブ含めても5番手でランスタート(スイム・バイクで前のウェーブ約100人抜き)。スプリットタイムでは1位で通過。あとは逃げ切る(前を追う)のみ!

バイクラップ 1:06;54(6位)
スプリット  1:27:08(1位)

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 ランは5km×2周回=10㎞。とにかく蒸し暑いので、熱中症にならないように安全にいこう。かなりのスローな入り。エイドでは毎回止まって、水をかけまくり体を冷やす。塩タブレットももらう。同時にランスタートした第1ウェーブの選手2名を目標に走る。

1周目の折り返し地点(2.5㎞)。先頭は石橋君、そして藤井君が続く。後続からえらい勢いで久保亘君が追い上げてきてる。久保君は第1ウェーブなので抜かれても問題ない。ただ、その後ろにひたひたと走る西内さんが迫ってきているではないか!バイクで完全に引き離したと思ったのに!?これはペースを上げなくては、ヤバイ!!

焦ってペースを上げるが、案の定、両腿がピクる!いつものヤツだ!ペースダウンして落ち着くのを待つしかない。会場に戻ってきたところで、周りの声援ですぐ後ろに西内さんが迫っていることを知る。スピードを上げようにも上げることができない!ようやく2周目に入ったところで、攣りが収まってきた!ペースを再び上げる。しかし抵抗もむなしく、6km地点で西内さんに追いつかれてしまう。そして3m、5mと距離が空く。これは万事休すか!?

いや!負けるわけにはいかん!何はともあれまずは追いつこう。そのあとのことはそのあとで考えよう。しっかりとピッチを刻んで西内さんに追いつく。追いついてみると、案外ペースは速くないことに気付く。これならばついていける。折り返して残り2.5㎞。西内さんの後ろで、息遣いやフォームを観察する。可能な限り楽に...リラックスしてついていく。

ラストは少し登坂があって、その後緩やかに下ってフィニッシュとなる。西内さんはもともとスプリントが得意だったはず。自分が勝つには早めのロングスパートしかない!残り2㎞を切ったところで、勝負に出る。ギアチェンジだ!一気にスピードを上げて前に出る。

すると予想外に西内さんは抵抗をせず、距離を開けることができた。そのままラストまでペースを緩めず駆け抜ける。何度も後ろを振り返るが、追って来ない。よし!ガッツポーズでフィニッシュ!

ランラップ 40分17秒(22位)
総合  2時間07分23秒(2位)40-44エイジ1位

総合優勝は...…藤井君[2時間07分17秒]。
その差6秒…!!
ぬおおおおぉぉぉぉーーーーー!!!悔しい!!!

ウェーブ違いで差がわからなかったとはいえ、負けは負けだ。
東海の力を見せてやろうぜ!とスタート前に誓いあった藤井君とアウェーの大阪で東海勢1・2フィニッシュは素直に喜びたいが...やはり悔しい!!

負けられない強敵(とも)がいる幸せ。
次週の野尻湖でリベンジマッチだ!

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